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2005年12月23日 (金)

聖園招待

051223 昨日のブログにも書いたが,今日は「聖園子どもの家」の子どもたちを勤務校に招いた。これは毎年,この時期に行われる行事で,「聖園招待」と呼ばれている。「聖園子どもの家」には,普段は月に1回,10名前後の有志で遊びに行ったり,週に1回学習ボランティアとして数人の生徒と教員が訪問したりしているが,今月は年に1回,逆に本校に招待するのだ。今回は幼稚園から中学生くらいの子ども約50名がやってきた。マイクロバスで2度に分けて来たのだが,まず,次のような光景に感動した。

バスから降りてきた子どもたちを,一人ずつ,本校の生徒(約70名)か隣の女子校(約10名)の生徒が,手を取って,グラウンドや体育館に案内し,遊ぶことになる。子どもたちよりも生徒の方が多いので,一人の子どもに二人の生徒がつく場合もある(主に隣の女子校の生徒)。また,あぶれてしまう生徒も出る(主に本校中1生)。そんな中で感動したシーンとは,バスを真っ先に降りてきた子どもが,一直線に一人の生徒に飛びついた光景だ。飛びつかれたのは高1のある生徒で,がっちりとその子を受けとめた。二人とも満面の笑みである。飛びつかれた生徒は毎月,聖園訪問に行っているから,二人はもう知り合いなのだ。いつも遊びに来てくれるお兄ちゃんのところに,その子はやっと遊びに来られたのだ。

「聖園子どもの家」は,いろいろな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちの家だ。カトリックの修道会がやっている。少子化なのに,この家の子どもたちは増え続けている。これは大人の事情によってだが,必ずしも親だけに原因があるのではない。いろいろな事情を詳しく書くことは出来ないが,もし,一言で括ることとすれば,弱者にしわ寄せがいっているというこどだ。

今日の「聖園招待」に参加した生徒たちは,総じて強者側で育ってきた者が多い。聖園の子どもたちとの交流を通して,「なぜこのような交流会があるのか?」,「なぜ子どもたちは『子どもの家』に帰るのか?」,「自分はどの立場で生きている(生きていく)のか?」を考えられる生徒もいると思う。だから,何年も続けてこの行事に参加する生徒(リピーター)が多い。

いつか,「子どもの家」がいらなくなる日が来て欲しい。

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コメント

クリスマスおめでとうございます。
昨日は家族で久しぶりに集まり、とっても楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
家に11:30頃ついて、クリスマスミサの時間を調べていたら偶然このブログを見つけました。神様に感謝です。素晴らしいブログですね。読み出したら止まらなくなりました。
昨日あのおうちにはイエズス様もマリア様もいらしていたのかもしれません。
神様は私たちをこの世に送るとき、一人一人に何か使命をお与えになっているのだと感じます。イエズス様にそうなさったように。

投稿: magdalene_sophia | 2005年12月24日 (土) 14時00分

magdalene_sophiaさん
主の御降誕,おめでとう。また,
昨日は山奥の我が家へお越し下さいましてありがとうございました。
子どもたちが,とても楽しそうだったので良かったです。
我が家は深夜12時から,地元の教会のミサに与る予定です。
(magdalene_sophiaさんのコメント中の個人名が書かれている一文を削除させていただきました。ご了承下さいね)
O(-@-)O←コアラ

投稿: ct(Magis) | 2005年12月24日 (土) 17時45分

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