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2006年12月19日 (火)

I Want to ・・・

昔親友が,
「自転車に乗っているときに,
側溝に落ちないようにと,側溝ばかり見ていると,
側溝に落ちてしまう」と言っていた。

その友は,前を向いて走ることの大切さを僕に教えてくれた人だ。
今は親しくないので,親友ではないかもしれないが,
心の中ではいつでも会っている「真友」だ。

「側溝に落ちないように」という目標は,
「○○しないように」という否定形の目標だ。
このような目標はどうやら功を奏さないらしい。
「試験で悪い点を取らないように」
「飲み過ぎないように」
「事故に遭わないように」
「明日,寝坊しないように」
・・・。

同じように,
「○○すべきである」という目標も達成できない。
「次の試験では前回よりも良い点を取るべきである」
「飲み過ぎないようにすべきである」
「安全運転すべきでだ」
「遅刻しないように起きるべきだ」

目的を達成するとは,自分が変貌するということである。
変貌は,"I Want to・・・"と思っているときだけ起こる。
そんな話を最近聞いた。

だから目標の立て方は大事。
「次の試験では良い点をとりたい」
「お酒は適度に楽しく飲みたい」
「相手も自分も安心できる運転をしたい」
「明日は早起きしたい」

なんかそうかもしれない。

さて,以上の文章,
どうも僕には心地よくない。

なぜなら,僕はいつも,
「○○しないように」とか「○○すべきだ」という思考を行動原理としてきたからだ。

しかし,
「変貌は,"I Want to・・・"と思っているときだけ起こる」
という仮説は真実だと思う。

じゃあ。"I Want to ・・・"がないときにどうすれば良いのかということが
生きにくい人たちに突き付けられた問題だ。

それは,まるで,ナイフのような問題だ。
生きやすい人には理解できない。

私の答は一つ。
休めば良いということ。

休みたいのでしょう?

それが,君の(私の)"I Want to"。

しかし,そんなに世の中甘くない?
さ~て,それはどうかな?

まだまだチャンスはやってくる。
それは休んだ後にだと思う。

今は眠れ 君が今 人生に欠席しても 誰もとがめない
(吉田拓郎『子どもに』)

人はいくつになっても「子ども」。
それがいい。

子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。(※)

これは聖書の中にあるイエス様の言葉だ。

(※)マルコ福音書10:14 日本聖書協会 新共同訳より引用

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コメント

休みたいときに休む。
それを肯定してくださっているのでしょうか?神様は。。。

私は今日22時会社にいました。
でも、どうしても「僕の歩く道」の最終回をみたくて、仕事をおいてかえってきました。。。

I want to watch the peogram。だったのです・・・・

だめでしょうか?

投稿: piyo | 2006年12月20日 (水) 00時04分

久々にコメントしちゃいます。
今回の内容、結構グッと来ました!

"I want to..."

簡単なようで難しいですよね。

私の中では一つの文章になっちゃいます。

『○○したいから、□□しないように△△すべきだ』

・・・ってな具合にいつも考えてしまいます。
□□と△△が○○という理想に近付ける手段と信じて
来たからだと思います。それを実行出来るかどうかは
別として、自分の中でそういう考えがかぶ事で逆に
焦りも生まれますが・・・。

私の経験上、焦ると周りが見えなくなり、パニック。
立ち止まって(休んで)周りを見渡す事も大切ですね。

投稿: erhi | 2006年12月20日 (水) 00時23分

人生、立ち止まって休息が必要な時もあるのでしょうか?
人生長いようで、実は短いものだった・・・と思う時が来るのでしょうか?
まだ、イエス様の教えを理解できていない証拠でしょうね!!
きっと・・・・・

投稿: 元バスクの側近 | 2006年12月20日 (水) 00時58分

私自身も「○○しないように」って否定からいつも知らず知らず思考してます。「~したい」って~したい事もないなぁ~なんて思います。
でも。そっかぁ。。「~したい」ってそンな大層な事じゃないですよね。。。
そんなの当り前の事シンプルな事ですよね。。自分に笑っちゃいます^^
今はメールに書きたかったので書きました^^

投稿: MM | 2006年12月20日 (水) 11時23分

>>piyoさんへ

いつも読んで下さり,コメントをありがとうございます。
piyoさんの好きなテレビ番組の最終回,いかがでしたか?

今日,日テレ(そちらではよみうりテレビでしょうか?)
の『波瀾万丈』とかいう番組で漫才のB&Bが取り上げられていたのですが,
その中で,漫才ブームが終わった後,
島田洋七さんが落ち込んでいる頃の話として,
「ばあちゃんから,『5年働いたんやから,5年は休め』といわれた」というのが,ありました。

私たちの日常ではこんなわけにはいきませんが,
せめて,5日働いたら,2日は休みたいものです。

ところが,現実には,ひどいアンバランス。
働きづめで壊れる人もいれば,様々な理由で,
働くにはほど遠いほど,苦しい毎日を送っている人もいます。

投稿: ct(MAGIS) | 2006年12月24日 (日) 14時25分

>>erhiさんへ

久々のコメントありがとう!
今頃,erhiさんはクリスマスホリデイ(3連休?)中ですよね。
温泉?ホームパーティ?
どれも良いですね~。
リラックスできる仲間と過ごして下さい。
でも,ほんの一瞬でもJOSEPHで聞いたクリスマスの意味を思い出してくれたら嬉しいです。
「今日,救い主が,私たちに生まれた!」

投稿: ct(MAGIS) | 2006年12月24日 (日) 14時31分

>>元バスクの側近様

コメントをありがとうございます。

>人生、立ち止まって休息が必要な時もあるのでしょうか?

どうなんでしょうねえ~。
僕の場合は,神さまが強制的にブレーキをかけてくれました。
そのおかげで,しばらくしたら再発進できました。

神さまは私たちに,goサインや,stopのサインを
必要に応じて送って下さっている気がします。
私たちは実際にも精神的にも忙しく,それを聞き逃してしまいます。

今日はクリスマス・イブですが,
考えてみれば,神さまであるイエス様は,
人々の間にお生まれになる場所もなくて,
馬小屋で生まれたのでした。

いまの私たちが神さまの声に耳を傾けづらいことと,
状況は同じですね。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: ct(magis) | 2006年12月24日 (日) 14時38分

>>MMさんへ

コメントをありがとうござます。

>私自身も「○○しないように」って否定からいつも知らず知らず思考してます

ねっ,私たち人間は,身を守るために,
そのような思考を本能的にしてしまうのでしょうね。

でも,たとえば,
「咳をしてはいけない」と思っていると,咳き込んでしまうということはありますよね。

車を運転する人を送り出すときに,
「事故をおこさないように」と言うより,
「安全運転で帰ってきて下さい」と言った方が,
やはり気持ちよく運転でいますよね。

投稿: ct(MAGIS) | 2006年12月24日 (日) 14時45分

「○○しないように・・・」
ふり返ってみると、自分自身で考える時にはあまりこの思考にならないのに、子どもたちにはよく使ってしまっていたなぁ、と感じます。
冬休み前、最後の日には、「二つ約束してね。一つ目は、交通事故にあわないように。二つ目は、お年玉を、おうちの人に相談しないで勝手に使わないように。」みたく。
私は、今日久しぶりにミサにあずかり、早速来年の抱負を決めてしまいました。「周りを、照らすことのできる人になれるように」と。
職場で長いお休みをしている人が、年明けから復帰の予定です。その人にも、光が照らされますように・・・

投稿: hawa | 2006年12月25日 (月) 20時49分

>>hawaさんへ

コメントありがとうございます。

>「二つ約束してね。一つ目は、交通事故にあわないように。二つ目は、お年玉を、おうちの人に相談しないで勝手に使わないように。」

ああ,わかります。私もうっかりするとそのような言い方をしてしまいます。
そして,慌てて,
「来学期もみんながここにいて欲しい。願いはそれだけ」
なんて付け足しますよ。

投稿: ct(Magis) | 2006年12月25日 (月) 23時38分

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