2007年1月 6日 (土)

風の中

強風の中,空を飛ぶ鳩を見て,風がなかったらあの鳩はもっと自由に飛べるだろうにと考えた人がいました。
風とは空気の流れです。
風を受けるということは,風がないときよりも,
より多くの空気を受けるということです。
そして,その空気は,酸素,二酸化炭素,窒素などの分子から成っています。
ですから,風を受けるということは,そのような分子がたくさん衝突してくるということです。
分子がたくさん衝突してくると鳩はうまく飛べないわけです。
ならばいっそのこと,風ではなくて空気そのものをなくしてしまえば,
鳩には何の分子も衝突しないのだから,鳩は自由に飛び回れるかといえば,大間違い。
鳩が飛ぶためには,空気を押さなければならない(その反作用で鳩は飛べる)のですが,空気(つまりいろいろな分子)がなければ,いくら翼を羽ばたかせても,反作用の力が帰ってこないので,まったく飛べません。
これでは,強風のときより都合が悪いわけです。
強風時は確かに飛びずらそうだった鳩も,うまくその風を利用すれば,実は結構,移動する自由度は高いのだそうです。ヨットがただ風の向きだけにしか進めないわけではないことと同じです。

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2006年12月 2日 (土)

退屈の専門家

061202 今日は,臨床パストラルケア教育研修センター主催の一日研修会に出てきました。臨床パストラルケアとは,「患者や家族,その友人,医療従事者のスピリチュアルな痛みやニーズに寄り添うこと」と,同センターは定義しています。

今日の一日研修会のテーマは「患者さん訪問」。講師は同センター所長で,レデンプトール会司祭のウェルデマール・キッペス神父(ドイツ人)。

訪問前の心構えから,訪問の実際,訪問後にすべきことまで,実際に即した基本事項を学びました。
基本は,義務感やボランティア精神から訪問するのではなく,訪問させていただく相手から学ばせていただく姿勢を持つということでした。

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2006年11月19日 (日)

「病」を排除する効率主義への警告

061119_1 今日の朝日新聞の「読書」のページで,精神科医の香山リカさんが,『生命と現実』(河出書房新社)という本の書評を書いていました。私は気になってはいるものの,まだこの本を読んでいません。精神病理学者・木村敏氏と哲学者・檜垣立哉氏との対談本です。香山リカさんによるその書評のタイトルを,そのまま今日のブログのタイトルとしました。
香山リカさんは,書評の最後を次のように締め括っています。

「症状はすべて生体にとって,意味のある反応である」。
これは,「病であること」をマイナス要因として
とかく排除しようとする効率主義的な現代社会への
大いなる警告でもあろう。

これを読んで私は,「肯定的意図」という言葉を思い出しました。
先月,あるワークで学んだ考えで,
表面的には,どんなにマイナスな行動や症状にも,その裏側,
というか深層部には肯定的な意図があるというものです。
20世紀の偉大な心理療法家の一人に数えられるミルトン・エリクソンが
来談者と関わる際に,前提としていた重要な考えです。

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2006年6月 3日 (土)

無駄なことは何一つない

今日は,神奈川教育カウンセラー協会の定例会に行った。

会場は家から車で30分ほどのところだ。
近くにはコインパーキングがあり,いつもそこに駐車する。
ところが!
今日は,その会場付近のコインパーキングがどこも満車だった。
これは間違えなく一昨日から施行された改正道路交通法の影響だろう。
しかたなく,買い物をする目的もないデパートの駐車場に入れた。

そんなわけで,定例会の会場入りは10分ほど遅れてしまった。
しかし,受付をしていたN氏は,「おう!」と迎え入れてくれた。
N氏に会うのは3回目だが,「おう!」という親しげな挨拶がとても嬉しかった。

さて,定例会の様子は,まあ,やや専門的になるので,いつか別の機会に書くとして,
参加して良かった。

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2005年10月 3日 (月)

ホリスティックな生命思考

今日は僕の右足の話です。
実は僕の右足は,親指の運動神経が麻痺してしまっていて関節が動かない。これは,おそらく,小学校の時にサッカーをしているとき,誤ってボールではなく地面を思いっきり蹴飛ばしたことによって,このようになってしまったのだと思う。とにかくそのとき物凄い痛みが走ったことを覚えている。それからしばらく(よくは覚えていないが多分何週間か)痛かった。しかし,あのころは,そんなことでは病院に行かなかった。

僕がそのけがをした右足の親指の異変に気がついたのは数年経った後だったと思う。自分の部屋で靴下を脱ぎ,何気なく両足の指を動かしてみたら,右足親指の関節が動かないではないか!

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