2006年12月 8日 (金)

焼きいも大将

St310020_3 St310021_1 St310019_2St310027_4 St310023_2St310022 12月5日は,今年最後のホームルームでした。で,行った企画は「焼きいも」。
(即アップしたかったのですが,ココログ53時間メンテナンスの関係でアップが今日になっちゃいました)
校内にある側溝を利用して,学年180人で行いました。
焼いたものは,各自が家から持ってきたいも。
さつまいもでもじゃがいもでも良しとしました。
また,肉や魚などのような腐るもの以外なら何でも良しとしたので,
中には,バナナ,リンゴ,トウモロコシ,餅,マシュマロなどを持ってきて焼いている生徒もいました。

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2006年11月24日 (金)

家族でネイチャーゲーム「わたしの木」

昨日は,部活に行った三女以外の家族4人で紅葉狩りに行きました。
天気予報では一日中雨だったのですが,
雨の降り出しは思いの外おそく,日中はなんとか曇りの天気が持ちました。

行き先は西丹沢で家から2時間半くらいのところまで行って帰ってきました。
東名の大井松田で降りて,246を下り,洒水の滝の横を通り過ぎ,
清水橋というT字路を右折すると,あとは西丹沢への一本道です。
途中,春にも行った信玄の隠し湯・中川温泉を通り過ぎ,
樹齢2000年(イエス・キリストの頃です!)の箒杉も通り過ぎ,
西丹沢ビジターセンターに車を駐め,河原に降りました。
気温は8度,水温は2度と表示されていました。

しばらくみんなで河原で遊んだ後,家族からちょっと離れ,木を見ていたら,
家族と一緒にネイチャーゲームの「わたしの木」をやりたくなりました。

そこで,河原で遊んでいた家族三人に,
「ねえ,パパとゲームをやろう」と誘ってみました。
三人は,「こんなところでなんのゲームをやるんだろう」という顔をしながらも,
誘いに乗って,わたしの方に来ました。

ジョセフ・コーネル氏が考案した”Meet a Tree”(柏書房『ネイチャーゲーム』1 p.30)は,こんなゲームです。
ただし,以下に紹介するのはオリジナル版ではなく,「マジス家バージョン」です。061124_2

  1. まず,たくさん木がある場所へ行く。
  2. 家族の一人に目隠しをしてもらう。最初は妻に目隠しをしてもらいました。目隠しとして使ったのはわたしのハンカチです。
  3. 他の家族は,その目隠した妻(ママ)に紹介したい木を探す。その木は,妻が待っている位置から10mくらいのところにする。ただし,その木の周りにも似たような木が生えていないと面白くない。(右の写真のように)
  4. 木が決まったら,家族は目隠しをしたままの妻(ママ)をその木のところに連れて行く。そのとき,妻(ママ)がこわがらないように,両方から支えながらゆっくりと歩く。「足下にちょっと石があるから気をつけて」なんて言いながら。
  5. 3で決めた木の前に着いたら,妻には目隠しをしたまま,触覚や嗅覚を使ってもらって,他の家族はその木を紹介する。「右の手をもう少し伸ばすと何かあるでしょう」とか「座ってみて,木の生えている根元にさわってごらん」,「顔をもう少し近づけて木の匂いを嗅いでみて」なんて具合。
  6. だいたいその木を感じてもらったら,目隠しをしたまま,元の場所まで戻る。このときも家族で妻(ママ)をエスコートする。
  7. 元の位置に戻ったら,妻(ママ)には目隠しを取ってもらい,さきほど家族が紹介した木を探しに行ってもらう。

こんなゲームです。
最初に目隠しをしたは妻。第2回目は長女。そして最後に次女が目隠しをして木の感触を味わいました。

ところで,目隠しをとった後,木を探しに行ったとき,すぐに当たったと思いますか?それともわからなかったと思いますか?

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2006年11月16日 (木)

山と蟻の中間として生きる

061116_2 061116_3_1 先日,担当している中一生徒諸君と遠足に行きました。
行った場所は鎌倉中央公園。
この公園は,一部,人工的に整備されているものの,
大部分は公園になる前のままの自然が保存されている素晴らしい公園です。

生徒達は大喜びで泥だらけになって,缶蹴りや隠れんぼをして遊んでいました。
学校も自然環境に恵まれているのですが,
ここには「校舎」という人工物がありませんから,
生徒はより童心に帰って楽しめたと思います。

また,往きは住宅街を中心とした舗装道を通って歩いて行きましたが,
帰りは,崖を登ったり,沼の横の湿地帯を歩いたりと,
歩くだけで自然を感じられる道を選んで歩きました。

さて,冒頭の写真ですが,これらは,『カモフラージュ』という
シェアリング・ネイチャー(日本ではネイチャーゲームと言います)をやって最中の生徒の様子です。

これは,次のようなアクティビティです。

  1. 事前に20メートルくらいのコースを決め,リーダー(教員)がコース内に「人工物」(後述)をセットしておきます。コースにはわかるようにロープを張っておき,一端をスタートともう片方をゴールと決めておきます。
  2. 生徒をロープから少し離れたところに集め,次のようにルールを説明します。
  3. 「ロープのそばに,本来はここ(公園の藪)にあるはずのない人工物がいくつか置いてあります。それらはだいたいロープの向こう側でそんなに遠くないところにあり,高さは地面からだいたいみんなの身長くらいの高さまでの範囲にあります。これから一人一人ロープにそって歩きながら,それらを探して下さい。そしてゴール地点に先生がいますから,他人に聞かれないようにそっと何個あったか教えて下さい。そうしたら,当たっているとか,まだ足りないとか,何らかのコメントをします」
  4. さらに,次のことを強調します。「これはゲームですから,次のルールを守って下さい。①ゲームの最初から最後までしゃべらない。②見つかっても他人に気付かれないようにする。つまり,見つかったものを指さしたりしない。③ロープの向こう側,つまり人工物が置いてある側に手を出さない。触らない。④スタートは一人一人の間隔を開けて行うが,自分のペースに合わせて歩いて良い,つまり,前の人を抜かしても構わない。しかし,後戻りはしてはいけない(経験上,後戻りすると何個あったかわからなくなってしまう)」

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2006年10月20日 (金)

低みに立つ

061020 昨日,ちょっと用事があって,(住まいのある市の)「中央公園」に行ってきました。
そこは,周辺の池や湿地帯も含めて,思っていた以上に素晴らしい場所でした。
写真の案山子もその公園の中なのか外なのかわからない田んぼに立っていました。

さて,この案山子とは全然関係のない話なのですが・・・。

同僚と二人でこの公園を散策(実は行事の下見)していたところ,小さな子供の泣き声が聞こえました。
同僚と二人で泣き声の方を見ると,なんと,2歳くらいの赤ちゃん(?)が,かなり急な崖を四つん這いで登っている,というか,登れないで泣いているところでした。

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2006年8月10日 (木)

ノーズ

数日前に,海キャン1日目のシェアリング・ネイチャー『キャッチャー・イン・ザ・ダーク』の話を書きましたので,今回から2日目の『ハビタット』の報告を書きます。

ハビタット(habitat)とは,生息地という意味です。
生き物の生息地は種類によって異なるわけで,たとえば魚だったら川や海,ペンギンだったら南半球の寒いところ,パンダだったら中国の山中などです。そこに棲む生き物や環境をグループで演じることによって,ある一つの生息地を表現しようという試みが,この『ハビタット』という活動です。発案者はジョセフ・コーネル氏で,『ネイチャーゲーム2』(柏書房 1991年)の79ページから81ページに原案が載っています。活動のねらいは,

  • 生態系について学ぶ
  • 動植物の生息地や生物と環境の相互依存について学ぶ
  • 環境のつながりについて理解する

ということです。

ねらいはすばらしいのですが,これはグループで「演じる」,しかも生息地を演じるわけですからかなり高度のグループ活動となります。グループによる劇やお話作りは,昔から学校教育では,個人の気づきや集団形成に有益であるとされ,実施されてきました。今日でも,一部の,著名な大学の先生の著書には,そうした活動の有益生が書かれています。(あえて具体的には挙げません。)しかし,研究会で会う同業者(学校の教師であったり,ファシリテーターであったり)や同僚に聞いても,今日,お話作りや劇の作成を教育現場でやることは大変困難な状況になっています。何のしかけも作らないと,大概が,チャンバラごっこになったり,誰々が死んでしまいましたチャンチャンとなって終わってしまいます。それでも,やはりお話や劇を作って話したり演じることは,捨てがたい教育活動です。そこで,それをねらい通りに,つまりチャンバラや殺人ドラマにしないためには,それなりのしかけ,下準備が必要です。
そんなわけで,環境劇『ハビタット』をするために,私は段階的に3つの活動を組んで実施してみました。

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2006年8月 7日 (月)

キャッチャー・イン・ザ・ダーク

7/29~7/31にクラスの生徒45人を引率して『海のキャンプ』(通称:海キャン)に行きました。
勤務校の海キャンは三浦半島にある勤務校専用の施設である臨海教室で毎年行われています。
臨海教室はぎゅうぎゅうに詰め込めば100人くらいは収容できるのですが,
昨今は安全面に配慮して,クラスごとに(つまり45人ずつ)実施します。
引率教員は十数名です。他にライフセイバーの方も参加してくださいます。

この海キャン。
昔は泳力育成が主なる目的だったそうですが,
時の流れの中で,今日では,安全に海を楽しむことの方に主眼が移されてきました。

もちろん,水泳を選ぶこともできますが,これは必須ではなく,
全員にやってもらうのは,ライフ・セイヴィングの基本的な練習だけです。
他に磯観察,シュノーケリング,釣りが用意されています。
なお,水泳を選択した場合でも,海に出ず,施設内の深さ130cmのプールで
泳ぎの練習や水球等を楽しむこともできます。

また,夜は夜でお楽しみプログラムが用意されています。
せっかくのクラス単位の宿泊行事ですから,担任は趣向を凝らしていろいろやります。
それで,私のクラスの場合,
この海キャンの目的を
(1)まず,自然と出会おう
(2)自然との出会いを通して,他の何かと出会おう
としていましたので,夜もそれに沿ってプログラムを組んでみました。

今日は第一日目の夜に実施した『キャッチャー・イン・ザ・ダーク』の報告をします。

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2006年7月21日 (金)

ネイチャーゲームat聖園子供の家(下見編)

6日ほど前になりますが,聖園子供の家に行ってきました。
聖園子供の家は,いわゆる児童養護施設です。
勤務校の生徒一緒に毎月一回遊びに行っているところです。

さて,今回行った目的は,遊びに行ったのではありませんでした。

ここの児童養護施設で,ネイチャーゲームを実施する計画を立てているのですが,
その下見です。

ネイチャーゲームは,本来,創始者のジョセフ・コーネル氏はシェアリング・ネイチャー・ウィズ・チルドレンと呼んでいたもので,まさしく,「子供と一緒に自然を分かち合う」ということです。そして,この自然の「分かち合い」は換言すれば,参加者同士(この場合,子どもたち)が,自然の中で,一緒に何かを発見するという体験と喜びを共有することとなりますから,これは,よりよい人間関係,友だちづくりに大変有効です。

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2006年5月27日 (土)

高1ゼミ『自分とつきあう』ネイチャーゲーム編

今週の高1ゼミ『自分とつきあう』は,教室を出て,野外で行った。
勤務校は敷地が大変広く,また,自然にも恵まれている。
だからだと思うが,生徒は全体的に外で体を動かすことが大好きだ。
前回はエゴグラムをやったのでだいぶ疲れたのだろう。
最後に「来週は野外で何かするかっ?!」と生徒に問いかけたところ,
3人とも「よっしゃ~」という表情をしていた。
だから今週はその通り,野外(といっても校内だが)活動の準備をしていた。
幸いゼミの日(24日)は非常に良い天気だった。
(尤もその日の夕方には大雨洪水警報が出るほどの大雨となったが)

さて,行った野外活動だが,ゼミ『自分とつきあう』の目的に沿ったものを準備した。
メインはネイチャーゲームの『サウンドマップ』。(内容は左のリンクをクリックして下さい)
前にも書いたが,このアクティビティの発案者はネイチャーゲームの創始者・ジョセフ・コーネルで,活動の目的は,「聴覚をとぎすます」,「音を通して自然を感じる」,「音や静けさを味わい,まわりの自然にとけ込む」ことだといわれている。
しかし,私がこの活動をするときには,最後のシェアリングに重きを置くことにしている。
体験の分かち合いこそ,人と人がお互いを知り,自分自身を知る,選れた方法だからである。

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2006年4月29日 (土)

中1オリキャン『サウンドマップ』

060429 昨日は,中1のオリエンテーションキャンプで,最も生徒の印象に残った『フィールドビンゴ』について書きましたが,今回のオリキャンではもう一つ,短い自然体験活動を取り入れました。それが『サウンドマップ』です。

この活動は2日目の朝,山中湖畔まで散策に行ったときに湖畔で行いました。この活動もまた昨日紹介した『フィールドビンゴ』同様大変シンプルな活動です。B6サイズ程度のカードと鉛筆さえあればいつでもどこでもできます。今回は,やりやすいように,冒頭画像のような専用カードを用いました。これは,ネイチャーゲームクラブで誰でも手に入ります。

ところで,いま,「やりやすいように」と書きましたが,正確には,この活動に参加者が入りやすくするようにするため,あるいは,この活動がより効果的に行えるようにするための「しかけづくり」の道具を調えたということです。グループ・プロセス(私はこの用語を,グループ活動による集団と個の質的変化と捉えています)を成功させるためには,道具は極めて重要な要素です。そのためにグループ活動のリーダーは,きちんと事前に自分で道具に対する配慮をしておきます。

話を『サウンドマップ』に戻します。

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2006年4月28日 (金)

中1オリキャン『フィールドビンゴ』

060428_1 ずっと更新できなかったのにはわけがあります。
今年は中1の担任なので,平常の新年度初めよりやはりちょっと大変でした。
特に昨日から今日にかけて1泊2日の日程で行ったオリエンテーション・キャンプへの,実質的な(活動の)準備と,精神的な(モチベーションをあげる。元々高いのですが,質的により高くするための)準備に時間を費やして来ました。

さて,2日間のプログラムは盛りだくさんだったのですが,(振り返り用紙によれば)生徒にとって,最も印象に残った活動は,『フィールドビンゴ』という活動でした。

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2006年4月 5日 (水)

フォールドポエム

060403_6 ネイチャーゲームのリーダー養成講座で,印象に残ったアクティビティ(活動)についての報告第2弾。今日は『フォールドポエム』というアクティビティ。

このアクティビティは3人一組で行います。用意するものは6段に折られた紙(山折り谷折りが交互になるように折りたたんでおく。左の写真はアクティビティ終了後のもので,最初はたたまれています)をチームに一枚。それだけです。場所はどこでもできますが,ネイチャーゲームとして行う場合は,より自然環境の豊かなところが良いでしょう。今回は森林の中で行いました。なお,『フォールドポエム』のフォールドはfold,つまり紙を折りたたむというような意味です。もう一言ついでに書いておくと,このアクティビティは,野原でやることが多いので『フィールドポエム』と名称間違いをしがちです。

この活動は次のように行われました。3人一組の中でジャンケンなどで順番を決めます。最初の人は,準備しておいた6段に折りたたまれた紙の1段目に,「今ここで」感じていることを言葉で表現し書きます。単語でも良いし,韻文でも散文でも良いのです(以降これらをポエムと書くことにします)。書いたら次の人に渡します。渡された人は最初の人が書いた1段目を受けて,繋がるようなポエムを2段目に書きます。さらに,その人は3段目に今度は自分で新たに展開してポエムを書きます。そうして,そのポエム(3段目のみ)しか見えないように上の方を折りたたみ,最後の人に渡します。渡された人最後の人は,見えている3段目のポエムを受けて,繋がるようなポエムを4段目に書き,5段目には今度は自分で新たに展開してポエムを書きます。そうして,今度はそのポエム(5段目のみ)しか見えないように上の方を折りたたみ,再び最初の1段目を書いた人に渡します。

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2006年4月 3日 (月)

カメラゲーム

060403_2_1 昨日はネイチャーゲームのリーダー養成講座の全体像を書きました。今日から,印象に残ったアクティビティ(活動)をいくつか選んで,それについて書きます。

その前に,ネイチャーゲーム,正しくは,"Sharing Nature"の発案者,ジョセフ・コーネル氏は,人が野外活動を通して自然への気づきを得る場合,特定の「流れ」があることを発見し,その「流れ」を4つの段階に分けました。コーネル氏はこの「流れ」をフローラーニング(コーネル氏の造語)と呼びました。4つの段階とは,

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2006年4月 2日 (日)

ネイチャーゲーム2

060401_2 3月31日には,『ネイチャーゲーム』を,主にグループ・カウンセリングの一種である構成的グループエンカウンター(SGE)との比較として書かせていただきましたが,今日は,3月25日~27日に受講してきたネイチャーゲームリーダー養成講座について書こうと思います。

『ネイチャーゲーム』は,1979年に米国のナチュラリスト,ジョセフ・コーネル氏によって発表された活動です。それは著作という形で発表されました。その著作の日本語訳が出たのは1986年です。

ところで,『ネイチャーゲーム』という名称は,実は日本固有のものです。コーネル氏が1979年に出版した本のタイトルは,”Sharing Nature with Children”というものであり,直訳すれば,「子どもと一緒に自然をわかちあうこと」となります。ここにはゲームのゲの字もないわけです。しかし,邦訳が刊行されるときに,出版社の営業的な事情から『ネイチャーゲーム』というタイトルで発売されることになったそうです。確かに原著タイトルに近づけて『自然を子どもとともにわかちあおう』とかでは売れないですよね。『ネイチャーゲーム』なら,なんとなく読まなくても内容が想像でき,売れそうですから。(この辺りの事情は今回の講座の講師のK氏から聴きました。)

しかし,この『ネイチャーゲーム』という命名には,やや問題が含まれます。なぜなら,ジョセフ・コーネル氏が原著で述べたこの自然体験活動の本質は,ゲームではなくわかちあいであるからです。しかしまあ,それは指導者が知っていれば良いことなのかもしれません。参加者はゲーム感覚で自然に親しんでくれれば良いわけですから。

ちょっと余談になりますが,これとまったく逆の現象が,私がしばしば人に紹介している『構成的グループエンカウンター』(略してSGE)で起こっています。数多いグループ・アプローチの中でも,『構成的グループエンカウンター』は,レパートリーが多く,マニュアルも揃っており,割とやりやすい活動です。しかし,その名称『構成的グループエンカウンター』は,初めて聞く者になんとも難しそうな印象を与えてしまいます。『構成的グループエンカウンター』は,その分,損をしています。『ネイチャーゲーム』はその逆。『シェアリング・ネイチャー(ウィズ・チルドレン)』よりずっと簡単そうで楽しそうな響きがありますから。あっ,実際そうなのですが。

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2006年3月31日 (金)

ネイチャーゲーム

060331 1週間ほど前から,突然このブログにその言葉が登場し始めた『ネイチャーゲーム』について,今日から何回か書く予定です。

私がネイチャーゲームに出会ったのは,確か2001年度の教育カウセラー協会全国大会においてであったと思う。東京の大学で行われた二日間の大会期間中,いろいろな研究発表,事例研究,分科会があった。野外活動が苦手な私は,そのとき(あえて)『ネイチャーゲーム』の分科会に参加した。この分科会は,他の分科会と違い,体験的な分科会であり,指導者は,日本におけるネイチャーゲームの第一人者のお一人である石崎一記先生(東京成徳大学教授)だった。

石崎先生は,『初等教育資料』(東洋館出版)の平成13年2月号(通巻NO.732)において,「つながりのエクササイズ」という稿を執筆しておられる。先生はそこで現代人が直面しているリレーション感覚の希薄さを問題視し,「そんな中,特に最近注目を集める二つのプログラムを取り上げたい。ひとつはネイチャーゲーム(NG)であり,もう一つは構成的グループエンカウンター(SGE)である」(79ページ)と述べた上で,この二つのグループ・アプローチの共通点を,「つながり」という観点から指摘している。

それは,4点あって,

    1. どちらも「つながり」(=リレーション)をキーワードにした活動である点である。
    2. 実際の活動(NGではアクティビティと呼び,SGEではエクササイズと呼んでいるもの)には似たものが多くある。
    3. NGは本来は環境認識の方法として開発されたものだが,自然を介して自己の内面に目が向く。この自己への気づきはSGEの目的と重なる。
    4. どちらもシェアリング(NGでのわかちあい,SGEでのふりかえり)を重要なものと位置づけている。

である。(同書80~81ページ)

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2006年3月27日 (月)

マジスからのお知らせ

060328 ネイチャーゲームリーダー養成講座からは今晩帰って参りました。写真は一緒に参加した仲間たちが寝ころんで森林浴をしている様子です。頭を木にくっつけている人が多いでしょう。た~くさん,アップしたいことがあるのですが,なかなかまとまった時間が取れません。

また,明日(28日)はcocologのサーバー・メンテナンスのため,7:00~17:00の間,こちらからの記事のアップも,読んで下さっている皆さんからのコメントおよびトラックバックもできません。

なお,私自身は明日はCLCの「一日中わかちあい」というオッソロシィ~(!!!???)集まりに参加します。今日までのネイチャーゲーム(NGと略すらしい)といい,明日のCLCといい,「わかちあい」命!といった活動なので,なかなか大変ですが,ここから得るエネルギーを僕は結構信じています。

そんなわけでブログの方は,明日28日夜以降,またよろしくお願いします。

追伸:
ネイチャーゲームリーダー養成講座に参加した皆さん。ホントにどうもありがとうございました!まずは,お礼のアップ。

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2006年3月25日 (土)

ストーンズ&ネイチャーゲーム

060324 昨夜(24日)は,ローリング・ストーンズのコンサートを聴きに東京ドームまで行ってききました。ミック・ジャガーもキース・リチャードも,もう60歳を越えているのに,格好良かったし,元気でした。コンサートは前座とストーンズ登場の間が30分以上もあいてしまい,ストーンズの登場は8時過ぎでしたが,10時過ぎまで一気にロックン・ロールを歌いまくり,最高でした。

今日(25日)からは,ネイチャーゲームの指導実習のため,2泊3日で足柄(箱根の方)の山にこもります。携帯の電波も届かないらしいです。もちろんPCは持って行きません。実は僕は運動音痴,アウトドア苦手なのですが,たまにはこういう期間があるのも良いことですね。

そんなわけで,しばらく更新やコメントへのお返事が出来ません。

帰ってきたら,いろいろ報告します。

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